キャラクター紹介

＜キャラクター紹介＞
◇ショウ・マツカゼ
オーブ軍第5ムラサメ小隊の隊長を務める。年齢は23歳で、コーディネーターである。両親とは幼いころ、シャトル事故で死別している。そんな折に軍で知り合い、指導を受けたトダカ一佐を敬愛している。階級は１尉。本作の主人公である。自軍を含め、ザフト、連合両陣営の兵器を分析するなど、緻密な作戦を練る頭脳派だが、実戦では感性に頼って戦うこともあるなどバランスのとれたパイロットである。特に新型兵器には興味を惹かれるようである。また、前大戦におけるヤキンドゥーエ攻防戦にも参加し、M1Aアストレイを駆り激戦を生き残った。遠近の戦法を巧みに使い分け、スピーディーに宇宙（そら）を疾駆する姿から、“蒼天のカゼ”の別称で呼ばれる。搭乗する機体は、スカイブルーのパーソナルカラーで塗装されたムラサメ。MVF－XM02Cの機体型式を持ち、ベースにはムラサメの試作機が使用されている。

◇リョウスケ・ミズサワ
マツカゼの部隊に所属する20歳。ナチュラル。階級は3尉。性格は温厚で、周囲への気配りに優れる。そのため、中隊のまとめ役的存在である。前大戦で実の兄を亡くしたため、マツカゼを兄のように慕っている面がある。戦闘へは十分なデータ収集と分析を行ってから臨むタイプである。搭乗する機体のナンバリングは501。

◇キョウヘイ・ホムラ
同じく第5中隊所属。21歳でナチュラル。階級は3尉。父親を始め、多くの軍人を輩出した軍人一家出身。本人もその影響を受けてか軍に入隊した。かなりのミリタリーマニアで、自分の機体の手入れは欠かさない。（整備班に注文をつけることも。）本当は、新型軍事兵器の開発を行う研究者になりたかったらしい。普段それほど口数は多くないが、MSなどの兵器については饒舌になる。頼まれた仕事はキッチリこなすタイプ。機体は502のナンバリング。

◇ソイル・エルモント
陽気な24歳で小隊のムードメーカー。コーディネーターである。階級は2尉。オーブが軍人確保に窮していた時分には、傭兵として雇われていたが、本国の国籍取得と同時に正式に入隊した。「なるようになるさ」が座右の銘で軽い印象を受けるが、戦闘では打って変わり正確射撃を得意とする。ノリの良いアップテンポな音楽を好む。機体のナンバリングは503。

◇ジュウシロウ・ヒサメ
第５小隊所属の、文武両道を本懐とする典型的な生真面目人間。階級は2尉で、軍規や命令には忠実。それゆえにソイルと衝突することもしばしば。ナチュラルで23歳。「軍人としての誇りが・・」が口癖である。趣味は読書（主に歴史書）と剣道。ビームサーベルを用いた一対一の戦闘を好む。普段はいがみ合っているソイルとも優れた連係プレーを見せる柔軟性も持ち合わせている。ナンバリングは504。

＜キャラクター紹介２＞
◇ダン・コーガ
第5小隊が世話になっているチーフメカニック。愛称はおやっさん。34歳のナチュラル。喧嘩っ早い性格で、キョウヘイの細かい注文にキレることも。しかし、その腕は確かで、状況に応じた素早い修理、改修をこなす。それゆえに、マツカゼも彼に絶大な信頼を寄せている。マツカゼの機体はもともとモルゲンレーテで組み上げられたものであるが、彼に合わせた細かいセッティングはダンの手による。実は、彼もMS乗りだったという。
◇ ウェイン・ラッセル
紅のM1アストレイを駆る隊長。階級は１尉。23歳のナチュラル。薄茶色のサングラスを常用しており、逆立てた髪はワックスで固めてある。戦法は派手で、複数の相手への射撃攻撃を得意とする。大雑把なところもあるが、部下を大切にする男である。訓練生時代には、マツカゼと腕を競い合った。（当時はペイント弾を使用していたが、僚機を巻き込むなど悲惨であったという話も。）愛称は、紅蓮のグラサン。（本人は不服らしい）なお、彼の機体は全くの旧式というわけではなく、機動性と武器拡張性が高められている。